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ORA-00845 とは
カーネル (/dev/shm) に割り当てられているメモリよりも大きい値を MEMORY_TARGET に設定してしまうと、nomount 状態にもできず DB が起動しなくなる。
SQL> startup
ORA-00845: MEMORY_TARGET not supported on this system
Grid (Restart, RAC) 環境の場合、こちらの記事を参考にしてね。
DB 起動までの対処法
spfile から pfile を作成
CREATE PFILE = '<パス>' FROM SPFILE;
実行例
SQL> CREATE PFILE FROM SPFILE;
File created.
パスを指定しない場合、デフォルト($ORACLE_HOME/dbs) 配下に作成される
pfile を直接編集
指定したパスに pfile が作成されているので、vim などで MEMORY_TARGET を小さな数字にする。
pfile から起動
startup pfile=<パス>
実行例
SQL> startup pfile=/u01/app/oracle/product/12.2.0/dbhome_1/dbs/initorcl.ora;
ORACLE instance started.
Total System Global Area 1795162112 bytes
pfile から spfile を作成
create spfile from PFILE='<パス>';
実行例
SQL> create spfile from PFILE='/u01/app/oracle/product/12.2.0/dbhome_1/dbs/initorcl.ora';
File created.
spfile から起動できることを確認
shutdown immediate;
startup;